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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・13 夜明けの散歩 [画像を表示]

2・13 夜明けの散歩 (2011/02/14) このごろ、夜明けがみるみる遅くなってきた。いつも犬の散歩は6時に出発と決めているのだが、6時はまだ夜が明けてない。
 あまりに暗いと、人通りが少なく、ストリートチルドレンが襲ってくる可能性が高いのでさらに時間をずらし6時15分ほどに出発することにした。
もうすぐ、夏時間(1時間早い)も終わるから、ちょうどいいくらいの明るさで散歩できるようになるとは思うのだが・・・。
 たかだか犬の散歩で、ああだこうだと考えるのはバカらしいが、これまでに5,6回襲われかけたので、仕方がない。散歩なんて、いっそのこと止め様と思ったが、一時期、忙しかったり、雨が降ったりして、散歩を止めていると血圧が上昇してしまった。これはダメだと慌てて散歩を再開した。
 時間をもっと遅くすることも考えた。そうすると、犬をつながずに散歩する奴らが多く、アズミが吠え掛かるし、相手の犬もひどい奴になると襲い掛かってくる。飼い主に注意しても、まったく聞き入れる風はなく、反対に怒ってくる奴もいる。そんな奴らに対応していると、腹が立ってしょうがないから、余計身体に悪い。結局、時間的に遅くするのは困難なのである。
 ストリートチルドレンと言っても、僕より身体は大きく、2,3人でかかってくるから怖い。18才以下の少年は、法律で、人を殺しても、傷つけても罪にはならない。逆に大人が、たとえ身を守るためであっても反撃したら、罪になってしまう。ストリートチルドレンはこのことを熟知しており、やりたい放題である。だから、大人より子供の方が怖いのである。
 そんなわけで、散歩中は、前から怪しげな連中が来ると、道の反対側に逃げたり、スピードを落としたり、かなり気を使わなければならい。それでも続けなければならないのは、辛い限りである。とはいうものの、写真を撮りながらセントロを歩くときに、危険な奴を察知する勘が素早く働き、役立ってはいる。
 
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6時25分ごろ、やっと夜が明ける。リベルダーデ広場で、同じ時間帯に毎朝体操をしているおじいちゃんおばあちゃんは、治安面では大丈夫なのだろうか?


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