2・16 消えた白シメジ (2011/02/17)
リベルダーデの日本食品店で、白シメジ(正式名は不明、ブラジルではこう呼んでいる)を、見なくなってから久しい。年中あるものと思っていたのが甘かった。 僕は、キノコ類大好き人間なので白シメジを買うときには最低2パックは購入して、朝の味噌汁からはじまり、野菜炒め、お好み焼き果ては卵焼きにまで入れて食べていた。これほど毎日食べていたモノがなくなると寂しい。最近やっとシメジ(正式名不明)が出てきたが、値段が倍する上、若干白シメジに比べ歯ごたえが少ないので購入する気にはなれない。そこで、去年日本から送った、とって置きの、3センチほどのシイタケの丸干しを出して、味噌汁に入れて食べた。 この乾しシイタケは高知の田舎に墓参りに行ったついでに農家が集まって売っている小さな市場で買ったモノであった。いかにも、農家の婆ちゃんが売り物にならない小さなシイタケを1個1個丁寧に干した、という感じがする代物で、見るからに婆ちゃんのあったかさが感じられた。 これが、驚くほどうまいのである。一口サイズで食べやすいし、うまみもちょうど良い分量で口に広がる。まさに凝縮されたうまさなのである。夕飯は、このシイタケと昆布を出しにして、昨日メルカードから買ってきたカワハギを煮て食べた。思った以上のおいしさに、汁も全部飲んでしまった。 それにしても、白シメジが店頭から消えて久しい。早く出てくれないと困ってしまう。
 | 夕方近くになると急に雨雲が広がり、激しい雷雨になる。あまりの雨の強さに傘をさしてもビショビショになるし、道は川と化してしまう。こうなると、どこかで雨宿りをするしかない |
|
|