2・22 上昇する生活費 (2011/02/23)
やっと、漁が解禁され、イワシが食べられるようになった。 メルカードに行くと、貧乏人の強い味方、イワシがガラスケースにきれいに並べられ売られていた。 なじみの日系人のサミエルが「初物だよ! 新しいし、おいしいよ」と薦めてくれた。1キロ7レアル(350円)。高知のスーパーではもっと新しいモノがもっと安かったような・・。とはいうものの、ここはブラジル、これで十分満足である。内陸の人は新鮮な海の魚など食べられないのだから。食の面では、サンパウロは本当に恵まれていると思う。日本食でほとんど食べれないものはない。それも海外ということを考えれば、かなり安い。 肝抜きのアンコウがあったのでかなり悩んだが、どうせ食べるのは僕だけなので止めた。独りで鍋にして食べてもちっともおいしくない。韓国人は喜んで買っていくらしい。 しかし、魚の種類が少ない。そういう時期らしいから仕方がないのだが、片道30分近くかけて買いに行く身には、ちょっとがっかりである。最近の雨で野菜が値上がっているし、インフレも進んでいるようだし、メトロもバスも値上がったし、生活費がどんどん上がっていくのは辛い。
 | サンタンデールビルから撮影。 エンパートステーツビルを模して造られたサンパウロの象徴のようなビルであったが、スペイン系の銀行に買われてしまった。 |
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