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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/07)
3・8 マンゲ・セッコ [画像を表示]

3・8 マンゲ・セッコ (2011/03/09) 今回は、何故かやっとサンパウロに帰り着いた、という印象が強かった。あまりにもノンビリしすぎたせいだろうか? 一緒に行った知人のから、サンパウロが寒くて雨が降っている、と聞いていたので犬たちと魚たちが心配であった。特に魚たちには、まだヒーターをセットしていなかったので寒さで死んでいるのではないか、と心配で心配でたまらなかった。そんなに心配なら、魚なんて飼わなきゃいいと自分でも思うのだが、僕の情緒を安定させるためには必要なのだ。この頃、そう感じる。
 今回行った所は、セルジッペ州とバイア州の州境にあるマンゲ・セッコ。最初、チラシでこの地名をみたとき、マンゲ・セツコと読んでしまい、日本語の感覚からすると随分変な名前のところだと思ってしまった。ポルトガル語で直訳すると乾いたマングローブという意味らしい。
 この村は、バイア州の北部も半島にある小さな漁師町で、陸から辿り着く道はなく舟でしか行くことができない辺鄙な場所であった。最近は少しずつ開発され、十数軒のポーザーダ(旅館)があるそうである。人口300人のこの村には、ブラジル人だけでなくフランス人、ドイツ人などが住み着き、ポーザーダやレストランを経営しているらしい。泊まったポ-ザーダのオーナーもフランス人で、ヨットでパリからブラジルにやってきて、この地に根をおろし、今年で6年になるという。いいかどうかは別にして、食器や家具など、ポーザーダのあちこちにフランス人のこだわりが感じられた。
 そのうち、マングローブとヤシの木がおいしげる静かな漁村も、あっという間に観光開発され、洒落たブティックや、みやげ物屋が軒を並べ、ガンガンとバイアミュージックが流れる観光の村となるだろう。ちょうどポルトセグーロやポルト・デ・ガリーニャのように。村の発展は、都市に住む旅行者にとっては残念なことであるが、村のほとんどの住人には望むことであろう。時代の流れだから仕方のないことではあるが寂しい。この時期に行くことができて本当に良かったと思う。

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日の出と共に、漁に出る漁師

 


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