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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/08/06)
3・9 後進国 [画像を表示]

3・9 後進国 (2011/03/10) 「シーナ(中国人)!」とすれ違う瞬間、声をかけられた。別に何か用事があってではない。からかってである。それもいい大人がである。こんなことはしょちゅうであるが、イライラしているときに、からかわれると無性に腹が立つ。今日もあまりの暑さに気が立っているせいか、カッときて、そいつの顔をにらみ付けた。20年前にペルーを歩いたときも「チーナ(中国人)!」とからかわれることはよくあったが、これほどはムッしなかったような気がする。それだけ短気になったということか? 日本やヨーロッパの国を歩いて、しらない人にからかわれることなんてめったにないと思う。それだけブラジル人やペルー人にはレベルが低い人が多いということだろう。
 とは言うものの、最近はパウリスタ(サンパウロッ子)は礼儀正しい人が増えてきたと思う。以前は偶然ぶつかっても、謝る人なぞ皆無であったが、最近はちょっとぶつかっただけでも、「ディスクーペ(ごめんなさい)」「ペルドン(失礼)」と謝ってくる人が増えた。これは驚くべきことである。それだけ国民のレベルが上がっているということであろう。
 ある駐在員に、「ブラジルは後進国だから・・・・」といわれて、思わず「えっ、ブラジルが後進国ですか?」ちょっとムッとして聞きなおしてしまった。「ええ、日本の会社ではブラジルは後進国として扱われていますよ」「・・・・」
 日本の人にとっては、ブラジルは未だに後進国だということを知ってかなり驚いた。G20にも、BRICSにも入っているし、国際的な発言力もましているし、もうブラジルは後進国には属さないと思っていたのだ。
 しかし、一番びっくりしたのは、ブラジルに対する愛国心が自分の中に芽生えつつあることに気づいたことだ。 

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確かに、ブラジルが先進国と呼ばれるようになるには、貧困問題、政治の腐敗など様々な問題を克服しない限り、難しいのかもしれない 


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