旅が続いてもさほど疲れが残らなくなってきた。これは自分でも驚くべきことで、サンパウロにいるときよりもむしろ調子がいいくらいだ。自然と出会いそしてそれらによる感動がそうしてくれているのかもしれない。少なくてもサンパウロにいるよりは、ストレスが少ないのは確実だ。 　サンパウロに着いた、その足でメルカードに行って新鮮な魚を仕入れる。さすがに、欠伸がでて昨夜のつかれを感じる。 　肉屋のおっちゃんが「しばらくみなかったね～」と声をかけてくれたのが妙に嬉しかった。こういう人を喜ばせるちょっとした一言を気軽に言えるようになりたい。僕は、普段はろくに挨拶もしない無愛想な人間であるから、せめてこういうちょっとした言葉を吐ける人間になれれば、と思う。 テレジーニャのメルカード。こういうごちゃごちゃした雰囲気は大好きである

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