5・20 生活 (2011/05/20)
しかし、寒い! たぶん12、13度くらいではないだろうか。10分歩けば、汗ダクダクの蒸し暑いマナウスから帰ってきたばかりの身にはつらい。明日からさらに寒い南伯、と考えるとぞっとする。しかし、モノは考えようで、日本の国土の約23倍のブラジルを、数日のうちに熱帯から雪のふる温帯地方まで味わえるなんて贅沢なことだ、と思うようにしている。 こうも寒くなると愛魚たちが心配だ。さっそく日本から持ってきているヒーターとサーモスタットを入れたが電子サーモが壊れてしまっていた。もうかれこれ5年以上前のものだから仕方がないといえば仕方がないのだが・・・・。しかし、新しいサーモを買うのにまたお金がいる。体も寒いが、懐も寒い。今の仕事は月契約なので、いくら仕事をしてももらうお金は同じなので一行に暖かくならないのだ。しかも、懐の寒いときに契約したので(いつも寒いのだが)、かなり値段も落としていた。 でも、とりあえずは食べていけるし、自分のやりたい仕事をさせてもらい、質の高い食生活ができ、愛犬に愛魚、こんな恵まれた生活に感謝しなければならないと思う。小さい頃は、北海道で牧場主になって好きな動物たちと自然の中で暮らすのが夢だった。夢とは遠く離れた生活ではあるが、自分がやりたいことをやって生活できているということは基本的にはほぼ夢がかなったと思っている
 | カボクロ(川沿いに住む人々)のおばさんが、マンジョカの粉を炒る巨大な鉄板? でマンジョカのでんぷんを使ってタピオカを焼いてくれた。心のこもったもてなしがうれしかった。ほんとうに何もない、川とともに生きる彼らの生活が羨ましくなった。 |
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