6・4 カメラと身体のバランス (2011/06/05)
シュラスカリアで、僕のカメラバッグを椅子においてくれようとした、ガルソンが「なんて重いんだ。鉛でも入っているのか」と驚いた。 多分、カメラ本体、レンズ、その他を含めて6キロ以上はあった。仕事をしているときは、その重さも気にかからないが、仕事を終えると、どっしりと肩に重く感じる、腰にはさらに、2本のレンズをいつも下げているから、総重量にすると、8キロほどになってしまう。4,5分持つのならいいが、1日中担いで回るとなると、結構疲れてしまう。もちろん年のせいもあるだろう。他のカメラマンはもっと重い機材を持ち歩いていることを考えれば、僕なぞ楽な方であるが、これ以上の重さは持ちたくない。 すでに身体はかしいでしまっているが、これ以上バランスがおかしくならないないように常にカバンを持つのに両肩交互に交換したり、朝夕簡単なヨガをしたり、身体のバランスの狂いを修正するように、気をつけている。それでも、仕事でないときにも、常に1台の1眼レフとレンズをカバンに入れているから、やっぱり身体はバランスを失ってしまう。 ちょっと危ない所や、夜遅く出かけるときは、時にカメラをもたずに出かけるが、何か忘れ物をしているようで不安に感じてしまう。もう、カメラは僕の身体の一部になってしまい、たとえ写真を撮らないと解っていても持っていないと寂しいのである。しかし、さらに年をとって、病気になったり、腰を悪くしたりするのは、嫌だから普段の体操や身体バランスをとる屈伸運動はできるだけ毎日心がけるようにしている。
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