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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/03/31)
6・13 危険の避け方 [画像を表示]

6・13 危険の避け方 (2011/06/14) また、息子が強盗にあった。これで、今年になって3ヶ月以内に2回目である。刃物を持った青年に、金目のモノを出せ、と恐喝されたらしい。最近、身体が急速に大きくなり、大分しっかりしてきたので、一人で歩かせるようになったせいもある。色白でメスチッソ(日本人との混血)、一見お金持ちの子供のように見えるせいもある。
 しかし、何よりも本人の注意が足りないのであろう。何度か通りで彼と出くわしたことがあるが、あまりにチンタラ歩いているので誰かわからなかった程である。僕も何度か襲われそうになったことがあるが、実際に刃物や拳銃で脅されたことはない。ひとつには、脅されるまで近くに寄せ付けないということもあるし、絶対モノ(カメラ)を盗らせないない、という気持ちが強くあるからだと思う。
 着ているものは、日本製のオレンジ色や赤などの暖色系統の服(甥のお古なので、僕の好みではなく彼の好み)ばかりで一見して外国人のように見え、かなり目立つし、その上いつも大きなカバンを持ち、時にカメラをだして写真を撮っている。それでもモノを盗られたことはない。
 歩いているときに、ふとショウインドウに映っ自分の顔を見ると、自分でも驚くほど怖い顔をしている。この怖い顔のおかげもあるだろうが、町を歩くときは前後左右、周囲には常に気を配っている。息子の場合、歩くときの気構えがなっていないのであろう。
 とにかく、こうした危険から逃れるにはいかに早く気がつくかが重要である。息子は注意散漫なのである。もし危なそうな奴が前から来ても、決っしてその人間と目を合わせてはいけない。目を合わせると、その人間に襲うキッカケを与えてしまうからだ。見て見ぬふりをして、横目で常に相手を見て隙を見せない、この点が重要なポイントである。相手の目を見て視線をはずすな、というようなことを聞くが、僕の経験からすれば、目は見ないほうがいい。
 結局、息子は何も金目のモノを持っておらず、カバンの中を全部見せたあげく解放されたらしい。今度じっくり、危険の避け方を教えてやらねばならない、と思う。

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アニャンガバウ駅周辺は、一時期、最も危ない所のひとつしてテレビでも取り上げられた。今は警察も常駐し、大分被害は減ったが、今でも危険な場所のひとつ


 
 


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