7・2 カナネイアの牡蠣 (2011/07/03)
サンパウロから250キロ海岸側におりたカナネイアという町で久しぶりに、たんまりと牡蠣を食べた。 ここの牡蠣はマングローブ林で育った野生のものを1週間ほど泥を吐かせたもので、それほど大きくはなく、ちょっと茶色で見栄はあまりよくない。貝殻にのった牡蠣をスルリと口に滑り込ます。汽水のマングローブ林で育った味野性味に溢れた海の香りが口の中一杯に広がる。牡蠣独特のあのぶよっとした感じはは少なく歯ごたえがある。まさに絶品。 子供の頃は牡蠣のぶよっとした感じが嫌いであったが、大人になってぶよむちゅっも好きになっていた。養殖の牡蠣特有の、このぶよっとした感じが少なく、ちょっと寂しい気もしたが、生食にはこちらの方が明らかにおいしい。まだまだ幾らでも食べれそうであったが、以前エビを食べ過ぎて、ひどい目にあったことがあるので、2ダースでストップ。 牡蠣の集荷場で、中くらいのモノで1ダース、5レアル、大きなモノで7レアルという激安の値段。今まで、サンタカタリーナ州の養殖の牡蠣の方が味は上だと思っていたが、生食では、カナネイアの牡蠣の方がずっと上だと知った。サンパウロから近いだけに大きな勘違いをしていたのだ。車で約3時間ほどかかるが、もう一度牡蠣を食べに行きたい。
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