7・4 衣替え (2011/07/05)
今日はまた冷え込みが激しい。日中でも10度以下だったのではないだろうか。道を歩いていると、手が少しかじかんだ。 道行く人々は、ジャンバーに帽子に、マフラー、真冬の格好である。とにかくパウリスタ(サンパウロッ子)は衣替えが早い。これも1日に四季を味わえるという、サンパウロの移り変わりの激しい気候に順応した技であろう。 僕も1年中、上着は出しっぱなしである。そんな生活をしていると、日本の衣替えが懐かしい。冬がちかづくと、母が押入れから冬服を出して、夏服をしまっていた。学生服も季節に応じて変わったし、その度に、冬が、夏が来たことを強く意識した。 ところが、サンパウロにいると、今日冬服を着たかと思うと、明日は夏の半そで姿ということもごく普通にあるから、しんみりと季節が変わったな、という気持ちにはなかなかなれない。 しかし、もう、20年も標高約800mの湿度の低いサンパウロにいると日本の湿度の高さには耐えられない。日本に行く度に体調を崩してしまう。同じ湿度の高さでも、アマゾンの湿度の高さだと逆に心地よく感じるのは何故だろう。単に気分せいだけだろうか?
 | 10年前に比べると、皆が着る冬服も種類が増え格好良くなった。以前は皆ほとんど同じような服であったのに! |
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