7・12 魚食 (2011/07/12)
市営市場にいくとフグとピラニアが売っていた。フグは行きつけの日本食レストランから頼まれていたので購入。1匹2キロ半、37レアル、キモつき。ブラジルのフグは毒がないのでキモも食べられるらしい。本当に毒が無いのか?? ちょっと怖い気もするが・・・・。ピラニアは、魚屋の友人の折り紙つきの新鮮さ。こちらは1キロ計3匹10レアルを購入した。 家に帰って早速ピラニアを大なべで煮る。もしかしたら、もっとおいしくする方法があるのかもしれないが、僕の料理の仕方はアクを取りながらただただ煮るだけ。ピラニアスープで重要なのは、魚の新鮮さ。古いと魚くさくてどうしようもならない。1度ものめずらしさから古い魚を購入して失敗して以来、ピラニアは魚臭いもの、と思っていた。魚屋の友人に、新しければ魚臭さはしないと聞き、新鮮な魚で作ってみると、確かに魚臭さはほとんどなかった。それ以来新鮮なモノが入ったときにしか購入しない。 こうしてみると、牛肉の国、ブラジルにいるにもかかわらず、ほとんど牛肉は食べなくなった。その方が体にはいいのだろうが、生活費的には高くつく。ブラジルでは魚の方が高いのだ。もっとも僕が食べる魚は、イワシやマナガツオ、サバなど牛肉よりは幾分安い魚ばかりであるが、魚屋で売られるのは、頭、内臓付きの丸ごとであるから、結局は高くなる。日本のように、切り身のパックもスーパーにはあるにはあるが、その新鮮度は信用できないから、とても刺身で食べようなんていう気にはならない。 もう、魚はぼくの生活になくてはならないモノになった。新鮮ないろんな魚が安く食べられることを考えれば、日本の生活が羨ましくなる。
 | 僕のピラニアスープはひたすらグツグツ煮込むだけ。鍋に一杯の水が3分の1くらいになったら、魚を取り出してスープのみを呑む。 |
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