8・3 イピランガ博物館 (2011/08/04)
久しぶりにイピランガ博物館に行く。交通手段がバスしかないので、ずっと足が遠のいていたのだ。 広々とした広場が気持ちがいい。これだけ広い敷地は公園以外では、市内にはほとんどないのではないだろうか。やっと広場を通り貫け、道を隔てた博物館へ。フランスのベルサイユ宮殿を模した邸宅だったらしいがとにかくでかい。こんな所に住んだら、広すぎて逆に不便だったのではないだろうか。小さな家にしか住んだことのない人間には、大きな家のよさがわからない。 18、19世紀の貴族の日用品、機関車などが展示されていて意外に面白かった。特にセ広場の古い写真が面白かった。当時のセは町の中心となる繁華街だったようで、その繁栄ぶりを見ると現在の寂れぶりが信じられない。町は生きているというが、まさにその通りであることがよく解った。 久しぶりの博物館見学のおかげか、ここしばらく鬱々としていた気持ちが少し晴れた。時には、美術館、博物館巡りもいいものだ。
 | イピランガ博物館。入場料6レアル(300円)。日本の感覚からすれば安い? |
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