8・17 歩行者優先 (2011/08/18)
最近、サンパウロの、ドラバーの交通マナーが大分よくなった。以前は歩行者がいても、警笛を鳴らして、歩行者を押し退けて進入していたが、今はとりあえずは一時停止をして歩行者を優先する車が増えてきたような気がする。これは、激増する交通事故をなんとか減らそうと、横断歩道での停止など、歩行者優先を妨げる車に罰金を重課した結果である。車がちゃんと止まるようになって歩いていてもストレスが減って気持ちがいい。 だいたい、以前は歩道を横切る時でさえ、警笛をならし歩行者を止めて一時停止することなく進入してきたモノだ。最初の頃はあまりの、ドライバーの横暴に腹が立って、警笛を鳴らして進入してきても、無視してそのまま歩いていたが、事故で怪我をしてもほとんど保障されないことをしり、腹は立つが、車優先にしぶしぶ従うしかなかった。それが、やっと歩行者優先になりつつあるのだ。非常に嬉しい。 とは言いつつも、レイ・セッカ(飲酒運転の禁止)のときも、発令された当初は、しょっちゅう検問をしていたこともあり、飲酒運転は激減したが、検問が少なくなるにつれ、また飲酒運転するドライバーが元にもどりつつある。それと同じで、歩行者優先も今だけで、またそのうち車優先に戻りそうな気もする。
 | 歩行者の交通マナーもひどいが、ドライバーのマナーの悪さはもっとひどかった。 |
|
|