8・24 脆さ (2011/08/25)
今月初めあたりから、睡眠が極端に減っていた。寝つきはいいのだが、午前2時頃になると目が覚めてしまいもうそれ以上なかなか眠れないのだ。こんな状態がしばらく続いていた。眠れないと血圧は上がるし、昼間は身体がだるいし、いろんなことがうまく回らなくなる。 自分なりに分析すると、震災以来、日本からの仕事がほとんどストップしてしまったにもかかわらず、安いギャラながらも続いていた仕事が終わるため、今後の生活費の心配がストレスになって眠れなくなっているのだろう。 情けないほどに脆い、自分の精神にあきれてしまうと同時に、精神状態がすぐに日常生活に影響を及ぼすことに驚く。 なんとか仕事が続きそうになり、ポチポチとブラジルでの仕事が入り始めたせいか先週末あたりから、少しずつ睡眠時間が延びてきた。こんなにか細い精神なら、どこかの会社に就職してサラリーマンになればよいのだが、そうすれば、きっと人間関係がストレスになり眠れなくなるだろう。これは、20年数年前に体験積みで、そのときは行き詰ってしまい精神的にボロボロになってしまった。もっとも、今となっては、年をとりすぎているし、無能で協調性のない人間などどこも雇ってくれないだろうが・・・。 しかし、なんと、脆く弱い人間なのだろう。もし、日本でまともに就職していたら、たぶん精神的な病気になっていただろう。ブラジルで今のような自由な生活ができたからこそ、なんとかやってこれたのだと思う。ここまで生きてこれたことは、自分でも不思議であるし、運が良かったと思う。
 | 何も考えてなくても良かった子供の頃が懐かしい。もっとも、その頃はその頃なりに悩み事があったのだろうが・・・ |
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