9・8 料理と気持ち (2011/09/08)
最近、息子も彼女もすっかり、カレー好きになり、おかわりをするほどになってしまった。 うちで作るカレーは、カレー粉から作る本格的なモノではなく、日本製の既製品カレールーを溶かすだけのお手軽カレーである。そんな簡単なものなのに、何故か自分で作るより彼女の作るものがおいしいのである。 僕が作るモノはニンジン、ジャガイモ、しめじ、肉、たまねぎなどごく普通の具を入れるが、できあがると、何故か抜けた味になってしまう。具を入れすぎてしまうのかもしれない。そうかと思うと、味が濃すぎてくどくなったりと、うまくぴったりの味が出せない。不思議なことに彼女はピッタリの味を出すのである。そんなことから最近は、カレー作りは彼女にまかすようになった。 以前は明らかに僕の料理の方がおいしく、彼女もそれを認めていた。しかし、この頃、自分で料理をするのが面倒くさくなってきた。そうなると、不思議なもので自分が料理をするとおいしくなくなってしまった。 やはり、おいしいモノを食べたい、おいし作りたい、という気持ちがないとおいしい料理はできないのかもしれない。
 | 毎週、市場に買いに行って、無農薬野菜を買ってと、材料はそこそこのモノを揃えているのに料理をするのが面倒くさくなった。この頃、旅が少なくなり、毎日同じような生活にダレきてしまったのかもしれない。自分でもしらないうちに旅がすっかり身に染みてしまった |
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