9・10 異変 (2011/09/11)
暑くなったり、寒くなったりと、おかしな天気が続く。 ヨーロッパ移民が多い、南のサンタカタリーナ州では大雨で大変なようだ。これで南近辺の取材がキャンセルになり、少しほっとしているが、久々の旅がなくなったのはちょっと残念ではある。 世界的に気候の異変なようであるが、ブラジルもおかしい。雨が降ると狂ったように降り、大洪水。振らなくなると何ヶ月も雨が降らず干ばつ。特に洪水は、最近ブラジル各地でおき、町全体が浸水するということも珍しいことではない。2007年にサンタカタリーナで大洪水が起きたときには、テレビで毎日その模様が流され、被災者に多くのお金や物資がブラジル中から寄せられたが、今回はそれほど大きな動きが見られない。あまりにもいろんな所で洪水が起きすぎているために、注目度も薄れてしまったのかもしれない。 ブラジルだけでなく、世界中で干ばつや洪水がおきていることをテレビやサイトのニュースで見ると、地球は大丈夫なのだろうか、と心配せずにはいられない。たぶん僕の生きている間くらいは大丈夫であろうが、子供の代、孫の代あたりになると、映画やSF小説さながらの地球大異変が起きそうな感じがする。考えるだけでも恐ろしい。
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