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１０・３ 仕事の難しさ (2011/10/03)
いやはや、大変な旅行であった。精神的にも肉体的にも、もうクタクタの状態である。今回の仕事は雑用とお手伝い。暇なときにちらちら写真を撮ってくれというものであった。
もう何年も人にアレヤレコレヤレと命令されることがなかっただけに、言われる度にカッチンカッチンきてしまった。自分よりずっと若い人間に命令口調で言われたり、道理に合わないことでウダウダ言われたりすると、自分の気づかないうちに表情が変わっていたようで、一緒に働いていた人間に心配されたほどであった。
これも自分の修行、お金のタメと思い引き受けたのだが、そんなに甘いモノではなかった。ずっと一人でほそぼそと仕事をしてきたので、こういった仕事はもうダメなのだ。
まだまだ人間が青い証拠だろう。もともとトロイ人間であるから、こういった仕事は引き受けるべきではなかったのだ。金銭的に余裕はないが、今まで自分の好きなように生きてこれたことに感謝したい。
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