11・5 寝ぼけとカメラ (2011/11/06)
日本から帰ってきてほぼ1週間、氷が解けるようにゆっくりと時差ぼけが直り始めている。日中は眠たくなることはほとんど無くなった。とはいいつつも、7時、8時には眠ってしまい、2,3時には目覚めるという風である。 まったく年寄りになったような気分であるが、旅行前に比べると眠りが深いことがありがたい。こんな深い眠りは数年ぶりじゃないかと思えるほど深い。1度などは電話で起こされて目覚めたものの、自分が何処にいるのかさえも解らないほどであった。 長期の旅行から帰ってくると、今までもしばしばそういうことがあった。ペルーから帰ってきたときなどは、寝ぼけてカメラを探し回る、というようなことが毎晩のように続いた。 日本ではほとんどなかったが、ブラジルにきて寝ぼけることが多くなった。たいていカメラを探したり、隠したりするすることが多いから、普段しらずしらずのうちに体が緊張しているのだろう。いつでも肌身離さず持ち歩いているので、一番大事なモノという感覚が潜在意識の中まで入り込んでいるのだろう。こんな感じであるから、強盗に銃や刃物で脅されても、たぶん渡さないと思う。カメラを惜しんで邦人死亡なんて言うニュースが流れたら、きっと見ている人はバカな奴だと思うだろう。ちょっとそれも悲しいが仕方のないことではある。
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