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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
11・19 ワイン購入額の上昇 [全画像を表示]

11・19 ワイン購入額の上昇 (2011/11/19) 久しぶりに、市営市場前の酒屋にワインを買いに行く。「いいのが入っているんだ」といつもお勧めのワインを教えてくれるセルジオがニコニコしながら言った。
「先月、チリのワイナリーまで行って買い付けてきたものだから、味は確かだよ」銘柄はCHINCHINERO。聞いたこともない名前だが、今まで、彼のお勧めは大きく外れたことがなかったのでそれに決めた。が、29.9レアル(1500円)と値段が少々高い。僕が迷っている姿を見て、セルジオに「25レアルにするから」と後押しされてもう、買うしかなかった。
 今まで20レアルほどのものを買っていたのが、最近、少し高いものが増えて30レアルちかいものを買うことが多くなった。飲めればいいのだから、別に安くてもいいのだとは思うのだが、10レアル違うと、ぜんぜん味が違ってしまう。全く別物という感じであるから、なかなか、もとの値段域に帰ることができない。毎日コップ一杯のワインだが、不思議に自分の好みの味がでてくる。飲み進むうちにだんだん値段がアップしてしまったのだ。 30レアルほどのものが、安売りで20レアルほどになっていると、ついつい買ってしまう。そうしているうちに、30レアルのワインの味を覚えてしまい、ついには正規の値段が20レアルのものが飲めなくなってしまう。今日も50レアルのモノが30レアルで売られており、ついつい買ってしまった。もしかしてこれは店の策略かもしれない、とは思うのだが、せいぜい1日にコップ1杯のワインだからと、つい鷹揚な気持ちになって購入してしまうのだ。
 しかし、50レアルのワインがどんなにおいしくても、決して50レアルのワインに手を出さないようにと自分に言い聞かせている。


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エミリアーナのレゼルバ(左)は正規の値段は50レアル。それが安売りで30レアル。ついつい買ってしまった。


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市場に行く途中の問屋街25・デ・マルソは年末が近づき、買い物客が増えてきた


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