11・23 ピラニア (2011/11/24)
テレビで、パンタナールの川水浴場でピラニアが人を襲っているというニュースが流れていた。、乾季で水が少なくなった場所では、テリトリーに入ってくる人間を、産卵期に入ったピラニアが襲うらしいのだ。 一説によると、簡単に指などを噛み千切るといわれるピラニアの鋭い歯に噛まれるわけであるから、それこそ肉を噛み千切られるだろう。 僕の知っている限りでは、怪我をして血が流れていないかぎりは教われないというものであったが、時と場合によっては襲われるのだ。ただ、パンタナールのピラニアは、白か黄色でよりテリトリー性が強い魚種であるようから、このようなアクシデントが起きたのだろう。アマゾンのピラニアは赤いピラニアナッテリーというものがほとんどで、それほどテリトリー性は強くないし、広大なアマゾン川のおかげで、パンタナールのようなことはないのかもしれない。齧られた人たちは、2度と水浴びはしない、と語っていた。 パンタナールでは、通常、ピラセマ(産卵期)には魚は禁漁であるが、ピラニアだけは除外されているそうである。
|