12・22忘年会 (2011/12/23)
年年、友人が減り最近では、友達と呼べる人はほんの数人となってしまった。そのわずかな友人一人と今日はささやかな忘年会。 歳をとるにつれ、大勢集まる催しが苦痛になってきた。忘年会や新年会に誘われて参加しても、行く前は結構楽しみにしているのだが、結局いつも一人浮いてしまう。やはり参加するんじゃなかった、と思うことが続いた。そうしているうちに、誰からも誘われることも無くなった。結局はつまらない思いをして帰ってくるのだから、こうした催しものに誘われないことはむしろ有難い。まったく寂しくないかと言えば嘘になるかもしれないが、今後は多分誘われてもよっぽどのことが無い限り参加しないと思う。自分ながら、寂しい人間だと思う。まったく付き合いづらい面倒臭い人間になったものだ。 久しぶりに友人との会食は楽しかった。会う度に刺激をもらう方である。その後、パウリスタ通りのクリスマスの電飾を撮影に向かう。どうやら降りた駅をまちがえたようで、大した飾り付けを見ないままに終わってしまった。 また明日再挑戦するしかない、と思いながら、大通りを歩いていると、電飾で飾られたバスがやってきた。なんと、運転手はサンタクロースの格好をして運転している。ひょえー、なんとも楽しいバスである。特別なバスかと思えば、乗客は一般の普通の客で、ごく普通に町を周回しているバスであった。乗客の疲れた表情とサンタの張りの明るい笑顔が対照的で印象に残った。人の集まる催し物に参加して、つまらない顔をしている自分と乗客の顔が思わずだぶってしまった
 | クリスマスバスが来たので慌ててカメラを向けた。運転手のサンタクロースは道行く人々に明るく手を振っていた |
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