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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/06)
12・30 今年最後の金曜日 [画像を表示]

12・30 今年最後の金曜日 (2011/12/30) 今日は今年最後の魚の買出し。年末ということもあり、いい魚もなく、値段も高いことは、行く前から想像がついた。
 想像通り、ほとんど安い魚はなくかった。それでもやっと、コルヴィーナ(日本名:イシモチ)を1キロ12レアルを買うことができた。魚は予想通り高く、普段1キロ15レアルほどカツオが25レアル、25レアルのイカが35レアル・・・・。ちょっと、これじゃーね、という気持ちになった。この機に乗じた、ボッタクリに近い感じがするが、買い物客は蟻のように、魚屋の前に群がっている。臨時の売り子たちは、この値段で買いたくないなら、別に買わなくてもいいよ、的な言い方でなげうっていく。本当に感じが悪い。市営市場はそこそこにして、リベルダーデの日本食品店に寄ってみた。まだ午前10時にもなっていなかったので、この時間なら大丈夫だろうと思っていたが、その予想に反して既に、店一杯の人。レジの前には30人ほどの列が並んでいた。
 これは凄いな~、並ぶのも面倒くさいから帰ろうか、と考えているところに、暗い感じのブラジル人女性に呼び止められた。
「昨日から何も食べていないんです。別にお金をもらいたいのではないです。何か食べ物を買ってもらえませんか」と言う。ぼそぼそと暗~い感じである。ちょうど目の前にあった、カルビー・キューピー(中国人が日本のメーカーが入ってきたら、高く売りつけてやろう的につけた名前だと思う)のエビセンがあったので、それを買ってやろうとしたら、彼女は不服そうな顔をした。弁当でも買ってくれというのだろうか? 別にこちら側としては買ってやる側なのだから、指定される筋合いはないのだが・・・。「あっ、エビセンはいやなの。じゃあ、何も買わない」というとプイっと僕の前から去って行ってしまった。まったく持って失礼な奴である。モノを選べる立場ではないと思うのだが・・・。すっかり気分が悪くなってしまった。高いモノをもらいたいなら、お金持ちをしっかり選べ! ケタクソが悪い! 店から出るときに、ちょうど弁当製品をおいている前を通ると、先ほどの暗い女が、気のよさそうなおばちゃんにとりついて僕のときと同様に買ってくれと頼んでいた。
 もし、僕が彼女の立場なら、くれるというなら、素直に何でももらっておくと思う。それで少しでも腹の足しになれば十分有難いことではないか!

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新年をまじかに向かえ、市場は朝早くから大勢の人で賑わう


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