1・9 再認識 (2012/01/10)
今日は8時ごろからポツリポツリ雨が降り続く。空一杯に広がったうす曇の様子では1日中雨はふったりやんだりしそうだ。さすがにこんな天気だと、メルカードでの魚の買出しは躊躇われるが、魚も肉も底をついているので、意を決してメルカードに向かう。 年始年末を過ぎ、あれほど人で溢れていた、問屋街の25de marcoもやっとおちつきを取り戻している。ふと前を歩く、ぴっちりしたジーパンを履いた女性に目がいった。思わずその後ろ姿にほれぼれ見入る。お尻は形よくバンとはり、きゅっとしまったウエスト、長く細い足・・・。本当にスタイルがいい。日本では、顔はきれいで、胸も大きいが、お尻を見てがっくりすることが何度かあった。お尻が無いのである。いや削れているといってもいいのかもしれない。 ブラジル男性はバンと張った大きすぎるほどのお尻がすきだ。さすがに、僕はそこまではいかないが、こじんまりとしてはいてもパンと張った肉付きの良いお尻に引かれてしまう。さすがに、女性の好みは知らず知らずのうちにブラジル人になってしまったようだ。 ブラジル人は女性も男性も若い頃はスタイル抜群で思わず目が吸い付けられてしまうような身体の持ち主が多いが、30を越えると急に太りだし肥満体型になる人が多い。とは言っても、最近はトレーニングジムに毎日通い、野菜や果物を十分に取り、自分の体型に気をつけている人が増えてきたので必ずしもそうはいえなくなったが・・・・。 何も知らずに、友達のすすめでフェイスブックの「Are You Interested? 」に参加したのだが、来るわ来るわ、たくさんの女性から紹介があった。しかし、25歳~35歳という年齢制限をしているにもかかわらず、来るのは40歳以上の人ばかり。その写真を見ると、とても自分と同じくらいの人とは思えない人ばかりで、90%が太ったおばさんだ。僕自身、自分では若いつもりなのだが、人から見ると彼女たちと変わらないおじさんに見えるのだろう。そう思うと、かなりがっかりしてしまう。 送られてくる写真を見ていると面白いが、それと同時にあらためて自分の年を再認識してしまう。
 | 行き着けの肉屋。 最近はバランスの取れた食事を摂るように、テレビや雑誌で盛んに言われているが、ブラジルはまだまだ肉食国である |
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