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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/03)
1・11 降り続く雨 [画像を表示]

1・11 降り続く雨 (2012/01/12) ユネスコの世界遺産にも選ばれている、ミナスジェライス州の歴史の町々が大雨で水没や地崩れがおきている。リオの周辺の町も雨で大変らしい。テレビでは、家や家財を無くした人々が「すべて失ってしまったわ、これからどうすればいいのか・・・・」と泣き崩れるようなシーンが流されている。
 僕の故郷の高知は僕が小学生の頃は、台風の通り道で、家が水に浸かるような大雨がしばしばあった。とは言っても、せいぜい床下浸水くらいで、家財一切失うようなことはなく、僕も含めて子供たちは学校が休みになるので台風が来ると嬉しかった。
 しかし、ブラジルの大雨はそんな生半可なものでない。川の水位が2m、3m上がり、町全体が水没してしまう。さらに大雨が降り続くと地盤が緩み土砂崩れが起こる。何も考えないで崖の下に無許可に立てた家も多く、家ごと土砂に飲まれてしまう。貧しい人々は、半年もすると土砂崩れが起きたことも構わずまた家を建てて住み始めるから、同じことが繰り返される。「雨が降ると危ないことが解っているのに、そんなバカなことを何故するんだ?」ともし住人に尋ねたら、「じゃあ、どこに住んだらいいの?」と逆に質問されるだろう。貧しい人間は危険と隣り合わせで生活するしかないのである。
 この大雨は、ペルー沿岸付近の広い地域で海面水温が下がるラニーニャ現象の影響らしい。南部や東北部では雨が降らなくてこまっているらしいし、今年の農作物の収穫が心配である

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8時を過ぎると、極端に人通りが少なくなるセントロ。ポップコーンの屋台がメトロ駅前で商売をしていた。


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