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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/03)
1・19ブラジルの景気 [画像を表示]

1・19ブラジルの景気 (2012/01/20)  友人と話していて、「ブラジルの景気は本当によいのか?」という話題にときおりなる。確かに、最低給与はあがり、どこの家庭も大型テレビに電話、そして車を持つの普通になってきた。
 僕がブラジルにきた頃は、もちろん携帯などもなく電話があること、車を持っていることがステータスになった。だから当時は電話の回線は投資になるほど非常に高かった。 いまや5000円も出せば携帯が買え誰でも電話を持つことができる。変われば変わったものである。
 車にしても、「買うようなお金がない」と知人にいうと「買えないわけがないじゃない。分割払いをすれば月々300レアルほど出せば車なんか簡単にもてるよ」といわれてしまった。そう、昔はハイパーインフレで、分割払いなど考えられなかった。それがいまや分割払いでなんでも買えるから、思い切りと信用と少々無理をする覚悟があれば、車も家さえも手に入れることができる。
 ほとんどの人が便利な生活を享受できるようになったという点だけすれば、ブラジルの景気はよくなったといえるかもしれない。実際車の生産台数は世界4位になったそうだし、経済GDPもイギリスを抜いてしまった。20年前のことを思えば、まさに考えられないことである。ワールドカップ、オリンピックと続き、表面的には、イケイケムードである。そんな情報を見て、ブラジルジェトロには年間約600件もの問い合わせが日本の企業からあるらしい。
 もちろん、一部の企業家やそれらの社員は高給を取り贅沢な生活を送っているだろう。しかし、国民の半分以上は借金の生活をしていると新聞などには書かれている。うちにも毎日のように借金の取立ての間違い電話がかかってくる。
 今、ブラジルの景気がいいか? といわれれば「僕の生活範囲ではそうは思えない」とこたえるしかないが、自分も含めて生活が便利になっていることは確かである

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ビジネス街ぱうりすた通り。夕方になると店先の歩道にテーブルが出、帰宅前にビールを飲むビジネスマンであふれる
 


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