2・6 もうすぐかーにばる (2012/02/07)
温度がドンドンあがり、家の魚たちも調子がよさそうである。食欲が旺盛で驚くほどである。と言ってもツクナレはまだ、人工飼料に食いついてくれない。1週間1500円の活き餌代というのはやはり頭が痛い。 もうすぐカーニバルである。週末にはサンパウロのセントロでは町のいたるところから、タンタカタンタタン、と打楽器の音が聞こえてくる。そんな音とこの暑さで気分はなんとなくカーニバルっぽくなってくるのだが、その片隅では妙な疎ましさが否めない。ひとつにはカーニバルの陽気に乗れずに蚊帳の外にいる自分を感じているからかもしれない。ただ、僕のような思っているブラジル人も少なからずいるようで、はっきり「カーニバルは嫌い」と明言するブラジル人も少なくない。せっかくのカーニバル休みなのに、旅行にもいけず、カーニバルに参加できない、しない人がそれだけ多いということだろう。 高知には、よさこい祭りというのがあるが、子供心にその季節になると妙に、憂鬱であった。踊りを見に行ってもいっこうに面白くなかったし、テレビにまでずっと放映されていて、子供には不満がたまった。ところが、30数年ぶりに、よさこい踊りを見ると、意外に洗練されていて綺麗にみえ、驚いた。大人になると見る価値観が変わってくるのだろう。カーニバルも久しぶりに見ると、ちがった見方ができて面白いかもしれない。
 | 昼、夕と毎日撮影に出るのが日課になってきた。いい傾向である。 |
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