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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/03)
2・9 再びケチャップドロボウ [画像を表示]

2・9 再びケチャップドロボウ (2012/02/10) また、ケチャップドロボウにケチャップをかけられてしまった。もうこれで通算5回にはなるのではないだろうか。こんな使い古された手を使ってくるな、といいたいところだが、もう知っていたから災難を逃げれた訳であって、知らない別の方法で狙われたら被害にあっていたかもしれない。そういう意味においてはラッキーだったといった方がいいかもしれない。
 ケチャップドロボウと言うのは、ケチャップを後ろからかけた後、「汚れているよ。拭いてあげるから」と親切そうに近づき、かけられた人間が、荷物を降ろして汚れをふき取っている最中に、さっと別の人間が荷物を盗んでいく、という窃盗である。ペルーで一時期バックパッカーの外国人が狙い打ちされた。
 ケチャップドロボウに会ったときも、いつものように写真を撮りながらセントロを歩いていた。それが目立ってしまったのだろう。腕の所に妙に赤いものがついていたので、おかしいなと思って立ち止まってみていると、後ろから、若い女性に「汚れているわよ」と声をかけられた。この女性はつい先ほど、すれ違ったことを覚えていた。というのは僕好みの小柄な愛くるしい顔をしていたからだ。すぐに、ケチャップドロボウだとわかった。この女性が後をつけてきてケチャップをかけたと瞬時に思ったので、機嫌悪そうに「うん」とうなづいた。鼻の下を伸ばしていて、何回か痛い目にあったこともあるので、そうはいかないぞ!、と気を引き締めた。しかし、この女性はすぐ行ってしまった。それから1分もしないうちに、一人のスーツを着た男がスペイン語訛りで、汚れているよ!、と声をかけてきた。「知っているよ!」もっと機嫌悪そうに言った。この男は確実にドロボウだ。そう確信した。僕のそんな態度に、これはダメだと思ったのか、男はそれ以上何も言わずに行ってしまった。
 家に帰ってシャツを脱いでみてみると、確かにケチャップが降りかけられていた。しかし、5箇所ほどに2センチほどのケチャップのシミが点々とついているほどで、ぱっと見た目汚れていると、忠告するほどでもない。となると彼女も一味だったのだろうか? それとも降りかけられる瞬間を見て親切心から忠告してくれたのだろうか? 可愛いい女性だったから後者だと思いたいが・・・・。

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レアル高に引かれて南米中から人々がサンパウロにやってくる。その中には当然犯罪者もいるわけで、気をつけなければならない


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