2・13 ブラジル人のパワー (2012/02/13)
日中30度を越える暑さが、あっという間に消えてしまった。この肌寒さはもうすっかり秋である。その上雨もしょぼつく。こんな感じでは気分もすっかり消沈してしまう。でも、最近の気候異変のことを考えれば、また夏に逆戻りなんてことも十分ありそうで、このまま冬に突入なんてことはないだろう。 カーニバルを目前に控え、セントロ付近はうるさくなってきた。昼は、すぐ下のプラサで雨にも関わらず、打楽器をうちならすし、夜は夜で、近くの公園でコンサートを開いていてガンガンに音量を上げてうるさい。あまりの雨に写真もとりにいけず、結局写真はとれなかった。そんな状態のせいか、この騒音には苛立たされた。 昼間は仕方ないにしても、夜9時を過ぎても、大音響で周囲の迷惑も考えずにコンサートをやるのはやめて欲しい! と、思っていると、パトカーがファンファン、サイレンを鳴らしながらやってきた。誰かが文句の電話をかけたのだろう。セントロとはいえ、住宅が密集しているこんなところで夜の9時過ぎにコンサートをやる方が間違えている。 多分、許可を得ずに行っていたのだろう。今までこんなコンサートが開かれたことは一度もなかったのでおかしいと思っていた。 主催者らしき人間が、マイクで懸命にお客にあやまっている。ブラジル人は発車オーライでやってしまうので、こんなことはしばしばおきる。もっとも許可も迷惑も規則も考えないでこうしたイベントをやってしまう、ブラジル人のはちゃめちゃな行動力とパワーには凄いなと逆に思ってしまう。
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