2・13 セルラー (2012/02/14)
セルラー(携帯電話)の使用が、ブラジルでも一般的になり、備え付けの電話にかかってくるのは、お金のとりたての間違い電話か、勧誘の電話くらいになってきた。それだけセルラーが普及したということもいえるが、最近電話会社が使用料を下げたこともその理由だと思う。TINでブラジル国内どこにかけても21センターボ(約10円)になったし、それを追って他の会社も値下げを敢行した。それまでは、ブラジルの電話料金は世界有数の高さだったので、受けるのはセルラーで、かけるのは公衆電話という人も随分いた。 僕も受けるのはセルラー、かけるのは公衆電話という派であったが、面倒くさくなって知らないうちにセルラーでかけるのが普通になっていた。僕の場合で1月3600円ほど使う。一時期5000円を越えていたこともあったが、かける人がいなくなったのと、料金が安くなったので今は使う料金は少なくなった。 僕が使っているセルラーは裏ふたもてとれてしまったボロボロの、当時一番安い型を買ったモノである。僕にとってセルラーは電話がかけれればいいものなので、どうでもいいものであるが、最新のものを持っている人が多い。どうみても、僕より貧乏な人が、高そうなセルラーを自慢げに使っているのを見ると、どうやってあんな高い機種を買ったのかと不思議に思ってしまう。友人に聞くと皆長期の分割払いで買っているとのことであった。日本人的な考え方で、買うなら1括払いでなんてことを考えるので、自分が興味のないものは一番安いモノになってしまう。 親指で、めくるようにしてタッチフォンを使っているのを見ると少々うらやましくなるが、今の所、このボロボロセルラーでも不便は感じていないのでこのまま使っていこうと思っている
|