2・25サンパウロ・カーニバル・チャピョンバレード (2012/02/26)
カーニバルの写真を撮っておいた方がいいということになり、チャンピョン・パレードで一晩中撮影。翌日はさすがにクタクタで1日中家で寝てしまった。ほぼ立ちっぱなしであったために、横になったまま背伸びを足はつりそうになるし、鏡を見ると顔は妙にむくんでいるし、つくづく体力の衰えを感じた。 チャンピョン・パレードにいく観客は、カーニバル当日に比べるとがっくっと減り、3分の一いるかいないかの入り具合。いたって快適で、家にいる家族に携帯で電話をかけているおじさんも「もう、母さんといるだけのようなモノだよ。すきすきだよ! ははは」とニコニコ笑いながら大声をあげていたほどである。 一番前の柵に陣取っている僕の隣のおばさんも、気分が乗ると離れて踊っていた。当日には踊るようなスペースもないほどの人出を考えると雲泥の差である。 パレードの方はさすがに、参加者数が減り短くなっていたものの、採点も終わっているので、列の乱れなど注意がされないせいか、皆きままにノビノビと踊っていた。中には行進最中にカメラで踊っている自分を撮っている人が数人いた。もし、当日ならこんなことは決して許されない。80分という決まった時間内行進を終えなければならないし、列の乱れ、振り付けなどが厳しくチェックされ採点されるから、エスコーラ側も必死になって管理するからである。 チェックが緩くなった分、カメラマンが煩くピスタに入り込み、中には更新中のど真ん中にまで入り込んでずっと動画を撮り続ける奴までいた。ここまではいかないものの僕も以前はその一人だったので、観客の人々のことを考えずに写真を撮っていたことを少し反省した。ただ、あまり考えていると写真は撮れない。その辺のかね合わせが難しい。 当日本番の真剣度一杯のパレードとノビノビ楽しみながらのチャンピョパレード、どちらにも一長一短があるが、どちらかといえばチャンピョンパレードの方が気にい入った。 カーニバル全体の写真を撮るのは観客席からでも十分撮れるが、個々の表情や動きを撮るのはとても無理だ。表情や動きを撮りたい僕には観客席からの撮影はストレスがたまった
,  | 人の表情を撮りたいので、自分の撮りたい写真がとれないのが残念。カーニアルの上っ面しかとれないのはもどかしい |
| ,  | エスコーラの人たちも、行進をする人たちも今日は楽しんでいる |
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