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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/09/20)
3・29 ブラジル人気質

3・29 ブラジル人気質 (2012/03/30)  知人が経営する日本食屋で、学生向けに手巻き寿司をはじめた。すぐ近くに3つの私立大学があり、その店の面する大通りには夕の通学時間になるとびっくりするほどの学生が通る。その学生達を狙ったのだ。
 1個10レアル。大、中、小と大きさがあり、中の具はサーモンとマグロしかないが、大になるとびっくりするほど大きい。1個食べたら結構お腹が張りそうである。大を注文した客は、その大きさに「オーパ(ブラジル人が驚いたときに使う)」と驚きの声を必ずあげる。「そんなに大きくて採算がとれるのですか」と聞くと、「客寄せみたいなもんだし、魚はすぐ悪くなるから、出る回転をよくするためにもいいんだよ」という。
 僕がいる間にも口コミでやってくる学生が後を立たなかった。「ほとんど儲けにならないけどね。リベルダーデにはもう、いい客は来ないから仕方ないよな」と主人はブツブツいいながら巨大な手巻きを作り続けている。支払いもなんとクレジットカードでもOKである。「カードでもOKにしないと、客は誰も来ないよ。1度読み取り機が壊れたことがあったんだけど、カード不可という張り紙をしたら誰もこなかったよ。ドロボウが多いから、お金はもちたくないんだってよ」とのことであった。
 僕なんかからすれば、カードを盗まれて後で面倒くさい手続きをしなければならないことを考えると、お金を盗まれた方が絶対いいと思うのだが・・・・。この辺のドロボウはカードでお金を引き落としたりできないらしい。僕の知っている女性が別の地区で強盗に遭い、カードもお金も盗まれ、カードはお金を引き落とされた、と言っていた。リベルダーデあたりのドロボウはレベルが低いのだろうか? 
「月の中頃から終わりにかけてはお客はこないよ」「?」「月初めが皆給料日だからさ。もう、ブラジル人はピタリとこなくなるよ。日系人はポツポツくるけどね」それだけブラジル人は考えなしにお金を使ってしまうということだろう。ブラジル女性を奥さんにもらった人は財布のヒモはたいてい自分で握るという。ブラジル人に任せておくと、考えなしにドンドン使ってしまうからだ。
 時折、この店にはマスターと話しをするために行くのだが、最近のブラジル人気質がいろいろ聞けて面白い。今度は女学生が来る、月初めに行ってみようと思っている。   


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