4・3 朝のセントロ (2012/04/04)
目が覚めると、6時半を過ぎている。5時に目が覚めて2度寝したのがまずかった。雌犬アズミが、「だから言ったのに!」というような表情でベッド脇で僕を見ている。う~、ごめん。もうこの時間散歩はちょうど老人達が犬を連れて散歩に出る時間だから、散歩にいかない方がいい。かといって、朝の散歩を怠けるとと1日がだらけてしまうので、犬達にはかわいそうだがカメラを持ってセントロを徘徊することにする。散歩に行きたくてしょうがないアズミは僕の方をうらやましげに見るがしょうがない。 普段見ない、朝のセントロは通勤する人々で活気がある。思ったより人が少なかったのは、まだ7時半で時間が早すぎたせいかもしれないし、地下鉄網が発達し地上でいきかう人が少なくなったのかもしれない。 今日は「メトロニュース」というフリーペーパーの配布の日らしく、通勤する人々はもちろん、サンドイッチマン、路上生活者達も手にして読んでいる。僕の中には、文盲の人が多いという意識が強かったのと、ブラジル人は新聞をあまり読まない、という先入観が強かったので、ちょっと驚きである。 屋台の果物売りや、屋台のカフェ屋(ちょっとしたパンやカフェを売る朝のみに出る)が目につく。朝は警察の取り締まりもそれほどきつくないのだろう。 朝のセントロもなかなかいいものである。これから時間があれば朝も歩いてみようと思う。
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