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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/05)
4・8 お酒

4・8 お酒 (2012/04/08)  酒が飲めなくなった。正確に言えば、飲まなくなったというべきかもしれない。もともと酒は好きで飲んでいるわけではなかったから、酔っ払うために飲んでいたのかもしれない。
 学生時代はよく飲んだ。意識を失うのは日常茶飯事であった。飲むたびに一升は飲んでいたような覚えがある。酒が体にあわなかったのだろう。飲むと2日酔いどころか3日酔いになり、半端な苦しみではなかった。吐いて吐きまくり、まさに便器が友達状態だった。そのたびにもう酒は止めようと思うのだが、また夜になると、飲み始めるという状態だった。あのままのペースで飲み続けていたら、肝臓か胃がイカレテいただろう。
 ブラジルに来ても結構飲んだが、意識を失うほど飲んだのは20回もないと思う。一度ヘベレケに酔っ払い、襲われたことがあった。路上生活者やストリ-トチルドレンは、酔っ払いを見つけると、弱った鹿を襲うハイエナのように襲い掛かってくる。幸いなことに何も盗られなかったがいつもカメラを持っているので、それ以来飲みすぎることはなくなった。
 それでも、友人にあうと10数本のビールを飲むことはしばしばあった。しかし、40代になり、高血圧であることが発覚し、追い討ちをかけるように眩暈(三半規管の病気?)を起こし2度倒れて以来、ほとんど酒はのまなくなった。酒を飲むと、翌日は急激に血圧があがり、200近くまで跳ね上がったからだ。もともと酒は好きで飲んでいなかっただけに、飲めなくなっても辛いと思ったことはない。ただ、酒を飲めないというと、「情けない奴だな」と言うような顔で見られるのが辛い。しかし、倒れた時の市営病院でのことを考えると、もう酒はガボガボ飲む気にはならない。何より、体調が悪くて自分がやりたいことができない、というのが嫌だった。もし、自分がやりたいことができなくなるくらいなら、酒をやめる方を僕は当然選ぶ。
 今は、せいぜいコップに半分ほどのワインを毎晩飲んで楽しんでいるくらいである。
 


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