5・23 朝のカフェ (2012/05/24)
再三のアズミの「散歩に行こう!」鳴きも無視したために、今日は寝過ごしてしまった。おきると6時半を過ぎていた。窓の外を見ると、寒さでモヤがかかっている。面白い写真が撮れるかもと思い立ち、シャワーも浴びずに外出した。たいして面白いシーンも無く、がっかりしてしまったが、数枚撮り収めた。 お茶の水橋をわたりジレイタ通りを抜けてセ広場に、路上生活者が寒そうな格好で毛布に包まっている。清掃人が水をまいて汚れを洗い流しているので、塗れた道路が余計寒そうである。しかし、僕自身は歩いたせいかそれほど寒く感じない。道行く人を見ても、それほど寒そうではないので、路上生活者は寒そうにしているが意外に暖かいのかもしれない。 いきつけのパダリア(パン屋)でいつもの通り4個のフランスパンを買っていると、カフェが飲みたくなった。最近カフェの値段もすっかりあがってしまい、エスプレッソの小が3レアル(約130円)もする。出費を抑えるために店で飲むことはほとんどなくなってしまっていた。 ここのカフェはおいしいし・・・・。朝の撮影に出たご褒美に、と自分に言い聞かせ、カフェを頼む。むむむっ、一口飲んでがっかりしてしまった。水っぽいのである。以前飲んだときはあんなにおいしかったのに! 最近のモノの高騰から、豆をケチびっているのだろうか? それとも今日はたまたま?! これでは、僕がいつも飲むメルカードの1.5レアルのカフェがずっとおいしい! ブラジルで外食していてがっかりするのは日によって味がぜんぜん変わってしまう点である。もっとも、僕が行くレストランは安い所ばかりのせいかもしれないが・・・・。 最近は、家で食べるのが一番おいしく感じるようになってきた。材料に新鮮なモノをつかっていることが大きいだろう。これくらい、外食費が上がってくれば、安いレストランに行くくらいなら、少々高くても新鮮な材料を買って家で作って食べるのが一番おいしいような気がする。
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