6・13 霧と混雑 (2012/06/13)
今朝も昨日ほどではないが、霧が濃い。朝のニュースを見ていると、霧のために空港が使えず昨日は、国際空港、国内空港ともに閉鎖になり、たくさんの飛行機便がキャンセルになったようだ。 ニュースで、カウンターの地上手配の人間に食ってかかる女性客の姿が映し出されていた。いくら文句を言われても、地上手配の人間にはどうしようもない。その怒りまくる客を呆れた顔をして見ている彼らの姿が印象的であった。 人的ミスで怒るのなら解るが、自然現象で飛べないことに怒るのには呆れてしまった。どうしようもない怒りのやり場を係りの人間にぶつけているだけなのだろうが、誰にもどうしようもないと解っているに怒るのはコッケイとしかいいようがない。この怒りまくっていた女性はどのように矛を収めたのであろうか。ちょっと興味がわくところである。 こんな時日本人だったら、どうしただろう? ブラジル人のように大騒ぎ(数人かもしれないが・・・)をせずに粛々と、次の手段を考えると思うのだが、実際はどうだろう。日本人も利己的な人や、おかしな人が増えたようだから、おなじように怒りまくる人がいるかもしれない。海外にいると、どうしても日本人というものを美化してしまう・・・・。 サンパウロ市内のホテルは飛行機便のキャンセルのおかげで何処も満杯状態で宿泊できず、たくさんの人々が空港で一夜を過ごしたようである。最近、置き引きやスリが増えているとのニュースを見たばかりだけに、余計な心配をしてしまった。
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