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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/09)
7・1 セーラ・ダ・カナストロ国立公園 [全画像を表示]

7・1 セーラ・ダ・カナストロ国立公園 (2012/07/02) サンパウロから約500キロ、ミナスジェラェス州にあるセーラ・ダ・カナストロ国立公園の素晴らしさに感動した。
 標高150mのテーブルマウンテンの大地に、7100haの草原が広がる。限りなく広がる青空、見渡す限りの草原・・・・、これぞブラジルの自然の素晴らしさ!! そんな雄大な大自然を4WDのトヨタ・バンデランテスで穴ぼこだらけの土道を進んでいく。
 トヨタ・バンデランティスは10数年前に生産中止になった今もブラジルの辺境で活躍している。どんなハードな条件にも壊れることなく走り続けるこの車は人々に圧倒的な人気を誇っていた。未だに各地で引っ張りだこで、新車のカローラ(ブラジルでは高級車の部類に入る)と同じ値段がするらしい。マラニョン州の辺境地に行ったときに、運転手がバンデランティスがいかに素晴らしい車かを旅の間中とくとくと語ってくれた。「水が天井まで後15cmのところまで浸かっても動くんだからな。本当に凄い車だよ。今の車は、すべて電子盤が使われているから水に浸かれば、すぐ動かなくなるよ」
 標高1500mの草原には、ブラジリアの奥にある標高1800mのシャッパーダ・ヴェアデイロと同じ高原性の植物が多く見られた。紫色の花の、幹がコルク状になったカネーラ・デ・エマ、小さな白い花が集まって大きな白い玉になるソブレーラなどがあちらこちらで見られた。雨季が始まる10月が花が咲き乱れる時期でこの高原が最も美しい時期とのことであった。
 全長約3200キロ、南米で4番目に長い河、サンフランシスコ河の源流がこの草原にある。大地から染み出た小さな小さな清流が、5キロもいかないうちに、大地の水が集まり、川幅7mほどの小川になり、180mの滝となって標高1500mのテーブルマウンテンから流れ落ちていく。その様子を数時間のうちに見、改めて自然システムの素晴らしさ、凄さを感じてしまった。
 カナストロの広大な自然の中にいると、毎月毎月、お金のやりくりに苦しむ自分がちっぽけで、アホらしくなってきた。これらの生活のストレスも雄大な草原と青い空を見ているうちに吹っ飛んでしまった。

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