7・12 サッカーファンの気持ち? (2012/07/12)
昨夜、ブラジル杯でパウメーラスが優勝した。スタジアムには36000人が集まった。パウメーラスは、コリンチャンス、サンパウロFCに並ぶサンパウロの人気チームでファンの熱狂振りは、コリンチャンスにも負けず劣らず激しい。この2つのクラブが試合するときは、ファン同士の争いが殺し合いにまで発展するときもあるから怖い。 パウメーラスの緑色のシャツを着て歩いている男が、10人ほどのコリンチャンスのファンに囲まれ、引き倒され、シャツを脱がされたあげく、サイフまで盗られるのを見たことがある。サッカークラブのシャツを着て歩くのも命がけなのである。サッカーを見に行くときは、緑(パウメーラス)や黒(コリンチャンス)のシャツを着ていかない方がいいといわれていたが、この様子を見て十分以上に納得した。 僕は、試合があったことも知らず、夕飯にワインを1杯飲んだおかげで、早々と寝ていた。かすかに、パンパンと爆竹が鳴っていたことを覚えているくらいである。今日、朝のニュースを見ていて、試合があったことを知った。この騒ぎで53人の人間が負傷し、7人が死亡したそうである。リベルタドーレス杯ほどの騒ぎではなかったようであるが、結構の騒ぎだったようだ。 サッカー音痴の僕は、何を差し置いても応援に走る激しいサッカーファンの気持ちが未だによくわからない。
|