7・15 フェイス・ブックのおもしろさ (2012/07/16)
最近フェイス・ブックを良く見るようになった。高校の30周年の同窓会がまじかに迫り、盛り上がっているからだ。 僕の高校時代は暗々鬱々としており良い思い出はあまりない。その反動で大学時代には弾け、やりたい放題やってしまった。楽しい思いでも満載である。大学時代か高校時代か、どちらに戻りたいか、と聞かれたら、当然大学時代と答えるだろう。しかし、フェイス・ブックで30年ぶりに見る、同窓生の写真やコメントをみていると、非常に懐かしく感じてしまう。 はっきりいって、フェイスブックに出てくる同窓生の半分以上はまったく覚えが無いのだが、それでも懐かしくなるのである。僕にとって暗黒の時代、失われた時代だからこそ、余計懐かしく感じるのかもしれない。この時代に恋愛でもしていれば、随分変わっただろうに・・・・。もっとも、たとえ僕にそういう気があったとして、そんな暗い男を相手にしてくれる物好きな女の子なんていなかっただろう。 フェイス・ブックで同窓生を見ていると、ジグゾーパズルのピースをはめ込むのように少しずつ思いもしなかった過去が蘇ってくる。その一方で、30年ぶりに見る同窓生を見ていると、この人はどんな人生をおくってきたのだろう、と好奇心がわいてくる。 フェイス・ブックの面白さは、新しい出会いというよりは、何年も会っていない人たちとの再会にあるのかもしれない。
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