8・30 サンパウロ到着 (2012/08/31)
やっと、サンパウロに帰り着いた。トロントでのトランジットで10時間もかかってしまい、到着時間は5時間も遅れてしまった。幸いなことにトロントの待合ロビーで無料ネットを使うことができ、退屈することもなく過ごせたが、もしなければうんざりしたと思う。 無事に飛行機は空港についたが、まだ3つの難関が待ち受けていた。 難関1、荷物の到着。以前、エアー・カナダを使った2人の友人が、荷物が到着しなかったといっていたので心配であった。しかし、思った以上に早く、ぐるぐる回転荷物引渡し場に荷物が現れちょっと拍子抜けした。 難関2税関。いつもドキドキさせられる税関。今回はそれほど大したモノは買っていなかったが、2台の新しいカメラがあった。持っていったカメラとあわせて3台。みつかれば、税金をかけられる可能性が大である。荷物を山ほど持った人を見つけ、慌ててそのすぐ後ろにつく。気休めかもしれないが、たくさん荷物を持った人の後は、ひっかかりにくいような気がするからだ。あくまでも気がするで、実際はどうかわからない。しかし、最大の難関は、税関の人間が誰もおらずあっさりパス。ヤッターと思いながら、出口を抜けた。 そして難関3.まだ、ここで安心してはいられない。空港にはドロボウが多いし、空港からサンパウロ市内へ行く途中で強盗に襲われる可能性があるからだ。 バスかタクシーか少し迷ったが、タクシーにする。タクシーは値段がバスの3倍以上の110レアル(約4700円)するし、バス以上に襲われる可能性があるが、あまりにも疲れすぎていた。 家に着く途中最近のタクシー状況を聞いてみた。 「この時間(4時)だと大丈夫だよ。夜は危ないけどね。仲間の何人かは教われたことがあるけど、僕は4年間働いていて1度もないね」 やはり夜は結構危ないのだ。だいたい空港タクシーは車体にエアポートタクシーと青い大きな字が書かれているから、すぐ解る。海外から、あるいは海外帰りのお客がいるよ! と言っているようなものだ。乗客に安全なタクシーということをアピールするためのものかもしれないが、強盗にもアピールしていることも確かだ。 最後の難関も無事突破し、家に着くと犬たちの大歓迎をうけた。カメも魚たちも皆元気だった。世話をしてくれた息子に感謝したい。
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