9・7 もうすぐ春ですね。 (2012/09/08)
巷にイチゴなどの春の果物がではじめ、うちの動物たちもそわそわしはじめた。もうすぐ、春なのだ! サンパウロにいると、ブラジル中から野菜、果物が集まるせいか、年中スイカやパパイヤ、メロンなど果物が食べられる。これも日本の23倍の広さのおかげである。バイア州のサンフランシスコ川沿いでは年中マンゴーやスイカがとれるらしいし、ある地域で収穫が終わっても、ブラジルのどこかで収穫がはじまり、大消費地のサンパウロに運ばれる。 年中、ほとんどの果物が食べられる恵まれた環境に住んでいると、季節感を感じなくなってしまうが、イチゴやライチなどの果物はまだサンパウロ州内のみでの収穫のようで、年に1度しかたべられない。こうした果物がフェイラ(朝市)に出始めることによって、季節を感じることができる。 うちの亀吉と亀子も、最近急激にあたたかくせいか、せっせと毎日交尾に励んでいる。よっぽど興奮しているのか、亀吉は「カッカッカ」と雄たけびをあげ、振り子のように頭を左右に振りながら燃えに燃えるが、亀子は何処吹く風、まったく感じていないよう。しきりに亀子を追いかける亀吉を見ていると、まるで女を追い掛け回す人間の男のようで妙な切なさを覚えてしまう。亀社会も、人間社会もメスを追いかけるオスというのは同じなのかもしれない。もっとも人間社会では、その法則も崩れつつあるようだが・・・・
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