9・12 室内温度 (2012/09/13)
今、仕事を請けおっている事務所にいくと、巨大なクーラーから冷気が噴出し、暑い外から入ってきた身には心地よかった。ブラジルは暖冬で、最近30度を超える日が続いているだけに、どこの事務所でもガンガンにクーラーを効かせている。 30分もすると少し肌寒さを感じ始めた。何度に設定しているかと聞くと24度だという。日本では節電で実家や友達の家では26、27度に設定していたから随分低い気がする。 「これでも事務所としては高い方だよ。コンピュータをたくさん使っているところだと22度くらいだよ」と聞いて驚いた。日本でも事務所だとそれくらいに設定しているのだろうか? 大切なデータを失ったりするよりは少々電気代がかかるほうが良いのだろうが、24度でさえも肌寒く感じるのだから、22度になると寒いだろう。 まだ節電が行われていなかった3年ほど前の日本は、建物の中に入るとどこも寒いほどクーラーを効かせていた。暑い屋外と寒い屋内の、大きな温度差に身体がなじまず気分が悪くなったことを思い出す。今年の日本は、建物の中に入っても寒いと感じるほどの温度ではなく、むしろもうちょっと下げてくれといいたくなるほど温度であった。でも、これくらいが体にもやさしく、環境にもやさしくていいのかもしれない。 これからブラジルは夏に向かう。今年は雨も少なさそうだし、電気は大丈夫なのだろうか。今からちょっと心配である。
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