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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/03)
9・15 絵画展 [全画像を表示]

9・15 絵画展 (2012/09/16) セントロにあるブラジル銀行経営の文化センターで、ヨーロッパ印象派の絵画展が行われている。ルノアール、モネ、セザンヌ・・・、超有名な画家の絵画を82点。小学生の頃、図工の教科書でみた絵が生でみれる! それも無料で!! 開催されてからずっと行きたい、行きたいと思っていたが、いつもあまりの行列に圧倒されて行く気になかなかならなかった。
 新聞で10月7日までと知り、今行かないともっと凄い行列になり、きっと行く機会はなくなるだろうと、思い、やっと気力を奮い起こしていくことにしたのだ。
 これほどの名画が無料でみれるなんて、さすが芸術に力を入れるサン・パウロだと思う。大きな銀行は文化センターを持っており、演劇、音楽、写真、絵画などの展示会をしょっちゅう行っている。銀行には、いろんな手数料を分捕られ、頭にくることもしょっちゅうであるが、こういう還元をしてくれることを考えると仕方がないな、と思えてくる。もっとも、銀行側にとっては税金免除などのためなどもあるだろうが・・・。
 開場10時、ついたのは11時半、既に幾十にもなった長い列ができている。「嫌になったら帰ればいい」と軽い気持ちで列の最後にならんだ。「絵画なんて興味ない!」といかにもいいそうな若い兄ちゃん、姉ちゃんが意外に多いのには驚いた。ブラジル人の感覚のよさは、このような環境によって磨かれているのだろう。
 途中なんども帰ろうか、と思ったが、もうこれを逃したら一生見る機会はない、せっかくここまで並んだのだから、と自分を励まし待つこと1時間半。待ち草臥れ、やっと最上階の展示室に向かうエレベーターに乗ったときはほっとした。
 有料でもいいから、待ち時間無しにして欲しい、つくづくそう思った。もちろんリーズルナブルな値段でないと困るが。いろんな見てみたい、聞いてみたい催しものがよく行われるが、無料となると、それこそ怒涛のように人が押し寄せ、1時間2時間待ちということになる。見るときには、疲れて果て、見る気を失ってしまう。並んだ挙句に、一杯で入れないなんてこともしょっちゅうである。そういうことが度重なってくると行く気がうせてしまう。実際、働いている人間には待ち時間もいれると、行くことは不可能である。有料の日と無料の日を作ればこのような不便さもなくなるのではないだろうか。
 この展示会の一番の売りはルノアールだったようであるが、モネがよかった。「睡蓮」の別バージョンは日本でもみていたがここに展示されているのは、また一味違いよかった。中に、じっくり1枚1枚、みてまわる爺さんがいて、時間に追われながらみている方からすればじゃまでしょうがなかった。ほとんどスペースがないところで、しかも一番いいところで、たちどまって10分も見続ける。気持ちは解るがせめて1、2分できりあげてもらいたい。
 いろいろ不満はあったが、不思議なことに見終えたあとはすっきりした気分になっていた。絵画の持つエネルギーのおかげだろうか?

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展示会が行われたブラジル銀行の文化センター
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1時間半まってやっとみることができた


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