9・19 ちょっとシャク (2012/09/20)
息子と近くのスーパーに買い物に行った。レジで会計を待っていると、20すぎほどのレジの若い女性が、チラチラと息子の方をみている。以前にも一緒に歩いていて、若い女性がすれ違うときに、息子を盗み見ているのを感じたことがしばしばあった。 息子の顔をじっくり見てみると、以前はちょっとぽっちゃりしていて、のもっとした感じがあったが、今は痩せて、少し頬がこけ、以前に比べずっと精悍に見える。ブラジル人から見れば、日本人の血を引いた切れ上がった目などはエキゾチックに見えるのかもしれない。そういえば、母親が「最近、太らないように気をつけてダイエットしているのよ」と言っていた。男の癖に、まだ、20にもならない内から食べないようにするなんてバカな奴だと思いながら聞いていた覚えがある。もっとも、あえて何も言わなかったが・・・。確かにブラジル人は20代後半から男も女もぶくぶく太り始め、途端に容姿はがたっと落ちてしまう。とはいえ、最近は気をつける人が増え、変わらぬ容姿を保っている人も多くなった。 嫉妬というほどではないが、息子と一緒にいると、女性が息子ばかり見るというのは、少々腹立たしい。もっとも50ちかい、どんどん衰えているおっさんとまだ20にもならない、輝き始めている青年とどちらを見るかといえば後者に決まっている。 息子が立派に成長しているのを喜ばなければならないのだろうが、ちょっとシャクに触ってしまう。
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