10・14 映画の世界か現実か (2012/10/15)
せっかくの3連休もほとんど読書で終わってしまったな、おもいながらテレビのニュースを見ていると、映画さながらの事件があった。 警備会社のお金を狙って、マンホールの上にバスを止め、数人のドロボウがマンホールから下水溝を通り建物の中に入りお金を盗み出そうとしたらしい。途中みつかってしまい警察に通報され2人が撃ち殺され、数人が捕まった。映画だとうまく盗み出し逃げ切るのであるが、さすがに現実はうまくいかず、バスは警察の射撃を受け歩道に突っ込み大破。しかし逃げた泥棒もいるらしい。何人逃げたのか、彼らが幾らお金を持って逃げたのかもわかっていないようだ。かなり綿密に計画をたてていたようで、胸元あたりまで水がある下水道を歩くのにウエットスーツを用意し、バスとマンホールの空間にはゴムの覆いをするなどしていたらしい。 リオ・デ・ジャネイロでは、2014年のワールドカップに向けての治安正常化のために、装甲車、ヘリコプターなどを使い数箇所のファベーラ(貧民街)を制圧した。これらのファベーラを仕切っていた麻薬組織が今後どのような行動にでるのか少々心配である。 ブラジルでは、映画の世界が現実に繰り広げられる。事件が起こる可能性が高い場所に行くことが多いだけに、事件に巻き込まれないように気をつけなければとつくづく思う。
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