11・12 ガロアの季節 (2012/11/13)
雨のしょぼ降るガロアが続いている。 ガロアとはポルトガル語で霧雨の意。このガロアという言葉が哀愁を帯びていて好きだ。ガロアの日に独り部屋で何も考えずに本を読む、まさに憧れのひとときだ。 今日の雨はガロアというほど霧状でなく、時にこれでもかというほど強く降るが、ガロアともいえなくもない。こういう薄暗い日には読書にうってつけの日なのだが、朝から銀行の支払いやら、なんやらかんやらと用事があり忙しい。犬たちが布団に包まって寝ているのをみると、全くうらやましくなってしまう。いつもは煩く見送ってくれる犬たちも、横になったまま。身体も動かさず、薄目を開けるだけである。 ガロアの日は精神的にはしんみりとして落ちつくのだが、温度が上がったり下がったりで毎日の温度差が大きいせいか、血圧も上がったり下がったり、体調も思わしくない。なかなか適応しきれない身体がうらめしい。 やっぱり、ガロアの日は布団に包まって本を読むのが一番なのだ。
 | 雨が降ったり止んだり、ついつい外に出るのが億劫になる。 |
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