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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/03)
12・1 中国人の増加とピアーダ

12・1 中国人の増加とピアーダ (2012/12/02)  仕事で機材を運ぶのにタクシーを使わなければならなかった。少しでも金を走行距離を伸ばそうと遠回りをしたり、車に乗る前からメーターをつけたりする運転手が多いせいか、タクシーにはあまりいい印象がない。そのせいか仕事で使う以外はめったに使わない。
 今日の運転手は面白かった。イラクに機械技師として出稼ぎに行っていたというこの黒人の67歳のおじさんは、話好きで目的の場所についても、4,5分も話し続け、しまいには仕事があるからと断らなければならなかった。気の良いおじさんで、普通の運転手だったら料金の端数は切り上げて、さらに1レアル上乗せするところを、50センターボおまけしてくれた。イラクでたんまり稼いできたようだから、コセコセしていないのだろう。話し方ものんびりしており、運転も動作も万事に着けのんびりしている。こういう人といるとこちらものんびりが移ってきて、妙にほんわかした気分になる。
 このおじさんが、大のピアーダ(笑い話)好きで車中いろんなピアーダをお披露目してくれた。その中で面白かったのが中国人のピアーダ。
「中国人がボアッテ(ナイトクラブ)に行って、女とホテルでやる交渉をしたんだって。女が200レアルで2時間だったら、腰が抜けるまでやってもいいわ、と言うと、中国人は喜んですぐOKしたらしい。
 さて、ホテルに行くと、中国人は電気を薄暗くして、女とやり始めたんだ。1回目、2回目、・・・・、何回やっても男はいっこうにくたびれる様子がまったくない。女の方がくたびれて、あなたは絶倫ねーと関心したらしい。
 2時間が過ぎ電気を明るくすると、その部屋には5,6人の中国人がいて、それこそ女はこしを抜かしたらしいんだ」
「へ~」いまいちオチが面白くなく退屈そうに言うと、おじさんはニヤニヤしないがら
「まあ、待て、待て。中国人はいつも女郎屋に4,5人のグループでいくだろう。それにブラジル人から見れば皆おんなじ顔に見えるし、中国人のセックスは早い。だから女はわからなかったんだ。解った!」
「なるほど」僕も、知り合いの夜の女性から、中国人は、いつもグループできて早撃ちだということを聞いていた。そういうことを知っていれば、確かに面白い。しかし、その面白さよりも、ブラジル人の意外な観察力、そして中国人の生態がブラジル人の間に浸透し始めていることに驚いた。それだけ中国人がブラジルに増えているということだろう。
 
 


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