12・26 ブラジル人化 (2012/12/27)
「あなた、最近、偏屈で話しずらいわ」 ブラジル人の彼女に用事があり、電話をしたところ言われた。 ほとんど友人らしい友人もいなくなり、ほとんど好き放題にいきているせいかもしれない。別に、孤独を感じることも、不便に思うこともないので、新たな友人が欲しいとも思わない。そんな生活をしていると、確かに人間が我侭になり偏屈になっているのかもしれない。 最近、はっきりとモノを言うようになった、と思う。嫌なものは嫌だと言うし、自己主張はかなりハッキリする。それが他人から見れば、偏屈に見えるのかもしれない?? ブラジルにいると(ブラジルに限らず海外にいるとそうなのかもしれないが)、はっきりモノをいわないと、どんどん侵入してくる。1歩ゆずれば3歩侵入してくる感じであるから、おかしいと思うことがあれば、自分の意見をはっきり主張するようになった。そんな自分に、時に自分はこんな人間だったかと、思うこともある。 多くのブラジル人は待つ、譲るということはしない。たとえば、1人しか通れないよう状態の道があり、対向から人間が既に道に入っているのにかかわらず待たずに平気で道に侵入してくる。以前の僕だったら、たとえ僕の方が早く侵入していても、入り際だったら引き返して譲ったと思う。今は、それをしなくなった。ヘタに譲っていると、次から次へと人が来てずっと通ることができないし、しまいには後ろにいる人間に舌打ちされるということをたびたび経験したからだ。メトロやバスなどでも、同じようなことが何回か続き、譲ることはしなくなった。 最近、どんどんブラジル人化している自分を感じる。それはいいことなのか、悪いことなのか解らないが、もう日本では暮らすのは難しいことは確かである
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