１・１ 寝正月 (2013/01/02)
毎年のことであるが、今年も寝正月。ソファで犬たちと寝そべって、最近はまっている村上春樹の「ダンスダンスダンス」を読んでいる。読んでは寝、寝ては読み、1日終わってしまった。
「ダンスダンスダンス」は、どこがどう面白いのかなかなかはっきり言えないが、気がつくと引き込まれて読みいってしまっていた。まるで大人の童話を読んでいるような感じである。
僕が本を読んでいる間、アズミは僕の真横で、ニンジャは股の間で寝ている。毎食、らっきょうを食べているせいか、この頃よくオナラがでる。オナラをすると、ニンジャはどんなにぐっすり寝ていても、すぐに目を覚まし、迷惑そうな顔をして自分の寝床に退避してしまう。けっしてそんなに臭いオナラではないのだが・・・・。犬の嗅覚は人間の数倍優れているらしいから仕方の無いことかもしれないが、ソファにあげてくれ、とクゥクゥ鳴いて頼んでくるクセにたかがオナラをしたくらいで逃げ出すなんて、なんて我侭な犬なのだ！ そんなことで犬に怒っても仕方がないが、次は上げないよ、と思ってしまう。ニンジャもきっと、もう行かない、と思っているかもしれない。それでも、僕が本を読み始めると必ず来るから足の間で寝るのは気持ち良いのだろう。
そんなことを何度か繰り返しながらも、1月1日を心地よく過ごすことができた。今年はいい年になりそうである。
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