2・19 夜のリベルダーデ (2013/02/20)
数ヶ月ぶりに飲んでカラオケを歌った。カラオケは確か去年日本で行った以来だし、飲みに出たのも3,4ヶ月ぶりである。こうしてみると、すっかり健康的な生活になってしまった、とつくづく思う。 久しぶりの夜のリベルダーデは、意外に人がたくさん歩いていて、街頭が煌々と明るかった。柔らかい光のせいか、あるいはよっぱらた頭のせいか、まるで夢の世界にいるような不思議な感じさえ受けた。バールの前では、男たちがトランプに興じていたり、家族連れらしき数人の影がちらほら動いている。危ない雰囲気がほとんど感じられなかった。僕が知っている11時頃のリベルダーデは人影が減り薄暗く、暗闇に危険な匂いが潜んでいた。それが今日は、妙に明るいのである。 頭の奥底で、このまま夜の世界に引き込まれそうな誘惑がかすかに芽生えを感じないわけでもないが、以前のような、心ときめく面白さにかけた。今は昼の生活が、結構気に入っている自分に気がついた。
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